タルコフ弱者からの脱出

雑記

本記事は、タルコフ(Escape from Tarkov)の初心者及び私のようなPMC出撃恐怖症を抱えるタルコフ市民に贈る心構えを記した記事です。

タルコフの目的

PMC出撃恐怖症を抱えるかえるです。みなさんは何を目的にタルコフをプレイしていますか?

  • Kappaの取得?
  • PMCを沢山倒す?
  • 地獄のLabの支配者になる?
  • 最もレアなREDキーカードを探す?
  • 最難関クエストであるEscortをクリアする?

なんとも高尚な目標ですね。このような目標をポジティブに目指し、ウキウキでPMCに出撃できる人は・・・羨ましいです。そのメンタリティを10%でも良いから分けてほしいものです。

タルコフ弱者の目標

私を含めPMC出撃恐怖症を抱える方々は、間違ってもこんな目標を持ってはいけません。高嶺の花、鏡花水月。まるで、社会人草野球選手がメジャーリーグを目指すかのようです。

簿記3級すら持っていない人が公認会計士を目指すようなものです。全く運動しない人がフルマラソンに出場するようなものです。身の丈に合わない目標は挫折・飽きの元。自分の身にあった目標を立てましょう。

各々のプレイスタイル、タルコフに割ける時間にもよりますが、もしタルコフの進行度を目標とする場合、フリマ開放、トレーダレベルLL2、LL3、LL4の開放などをレベルの目標にするのが良いではないかと思います。

私個人は、フリマ開放を毎ワイプの目標としています。私のアイコンはかえるですが、両生類らしく身の丈にあっていて健気ですね。

PMC出撃恐怖症の治療

ただ、もしあなたがPMCの出撃ごとにビクビクしているタルコフ弱者でもある場合、このPMC出撃恐怖症に打ち勝つことも目標とするのはいかがでしょうか。

たとえ42レベルまで育ててRagmanLL4を開放し、全開放したHideoutのWorkbenchをぶん回し、数億ルーブルを金庫に入れ、最強防具であるSlick&Altyn、M995、M61といった最強弾薬を大量にスタッシュに抱えたとします。

もしあなたが重度PMC出撃恐怖症と診断された場合、これらの最強アイテムは恐らくワイプまでスタッシュの肥やしになることでしょう。

え、そんな人は居ないって?きっとあなたは健常者ですね。重度患者である私は経験しています。1億ルーブル以上抱え、Slick&Altynを大量に持ちながらワイプを迎えました。

併発しがちなラストエリクサー症候群も患っているため、私はラスボスまで最強アイテムが使えません。タルコフにはラスボスも何も無いので、一生スタッシュの肥やしになります。そしてワイプで全徴収されます。創造主ニキータは計画的ですね。

ワイプで消えるのはわかっていたので、もちろんショックでもなんでも無いですが、モヤッとするのが今の気持ちです。やはり、お金と道具はそれ自体が目標ではなく、使われないと意味がないのです。

きっと実生活でも困ってることがあるはずです。昔買った高い洋服が捨てられない、お歳暮でもらった高いお肉の賞味期限を切らしてしまう。そんなことに心当たりはありませんか?

かえると共に、正しく目標を設定し、ベストな方法で克服していきましょう。きっと実生活にも良い影響を与えるはずです。

タルコフ弱者の真の目標

我々PMC恐怖症を抱える弱者タルコフ市民の目標を言語化していきます。PMCに出撃するときに、ビクビクしないで出撃し、足音が突然聞こえたとしてもきちんと対処する1人前の堂々としたタルコフ市民のメンタルを身につけることです。

間違ってもLab走り回って蹂躙できるようになる、Escortをクリアするといった間違った目標を立ててはいけません。我々弱者タルコフ市民はこれが精一杯です。

「PMCで沢山出撃したらいずれ慣れるよ」と主張する方もいるでしょう。もちろんいずれは慣れるでしょうが、それは弱者の気持ちをわかっていない暴論です。「強い言葉を遣うなよ・・・」

タルコフ弱者は慣れるためのメンタルが無いのです。PMCで勇気を身につけるために出撃するための最低限の勇気すらないのです。服を買いに行くための服がない状態、恋愛経験を積むための恋愛経験、お金を稼ぐためのお金がない状態です。

つまりタルコフ弱者とは、堂々とPMC出撃するためのPMCの経験がない状態を指します。もしかしたらタルコフ弱者ではなく、貧困と呼ぶことができるのかもしれないですね。

1人前のタルコフ市民になる目標の前に、このPMCに出撃する勇気を身につけるための環境・状態を作り出すことが、まず第一歩の目標と言えるかもしれません。

タルコフメンタル貧困状態の解決に向けて

では、PMC出撃することをビビっている状態を解決するためには何ができるでしょうか。「PMCに沢山出撃する」という脳筋な回答は除きます。あしからず。

PMC出撃に向けた勇気醸成のために

PMCに出撃するに当たって後押しをする要素を4つ挙げてみます。

  1. パーティを組む: 一人よりも仲間と一緒に時間を合わせて出撃することで、半ば強制的に出撃することができます。ただ、ソロで出撃した際にビクビクするのは変わらないかもしれません。
  2. エイム練習:圧倒的なエイムを身につけることで、たとえ先打ちされても打ち勝つぞという自信をつけます。筋肉をつければ全てが解決するのです。
  3. オフライン練習: 実際のPMC出撃前に、オフライン出撃を利用して練習することが有効です。どこにScavが湧くか、どこが狙撃ポイントか、脱出口がどこかなど、オフラインでプレイしながら把握すると、安心してPMCでの出撃ができるようになるでしょう。
  4. 戦略の最適化: 戦略をガチっと決めて、プレイ中に迷わないようにします。最適な戦略に自信を持てていれば、たとえ倒されても後悔は少ないでしょう。その場で取れる選択肢の多さが怖さを増幅するのです。

時間が沢山取れる方は、1.の戦略がベストではないかと思います。パーティを組むのは同じ目標の仲間がいれば継続しやすいですし、たとえ失敗しても笑って流せます。パーティを組める人がいれば、非常に効果的です。

2. 3.もPMC外で大量に練習すれば、自然と打ち勝てるようになります。エイム筋肉や知識をつけることで自信が付くことが想定されます。

時間がない場合

ですが、フルタイムの社会人社畜である私は、タルコフをプレイする時間があまり取れないのが正直なところです。また、パーティーを組むにも不定期なプレイ時間のため、仲間と時間が合わず、ほとんどソロにならざるを得ません。

悲しいかな、ぼっちタルコフでパーティに蹂躙されることが多いです。なんと独り身に厳しい社会でしょうか。

私を含め、あまり時間が取れない人は、若干の3によるオフライン練習をはさみながら、4.による戦略の最適化を図るのがベストではないかと思います。

PMC出撃恐怖症を抱えたタルコフ弱者でもあり、時間もないという2重苦の人は、頭を使って戦うのです。決して出撃数で勝負してはいけません。弱者であることを自覚し、恐怖という感情を論理で乗り越えましょう。

最適な戦略をガチっと決めて、それにただ従うだけにすれば、たとえ失敗しても受け入れやすいはずです。ハイドにやられたとしても、最適な行動を取り続けていたから仕方ないと割り切れます。

タルコフは情報が多く、取れる選択肢が大量にあります。その選択肢の多さが迷いを産み、迷いは間違った選択肢を取ってしまい、失敗して投げ出してしまう。

投資の格言でもよく言われることですが、しっかりルールを設計し、そのルール従って淡々実行する。言葉で言うのは簡単なことですが、実行するのは難しいことです。

まとめ

PMC恐怖症を抱えるタルコフ弱者が設定すべき目標を記載しました。弱者は弱者なりの戦略でタルコフをプレイする必要があります。

プレイする目標として、レベルを設定するのも良いことですが、メンタルを身に着け、1人前のタルコフ市民になることを目標とするのはいかがでしょうか。私もそれを目指しています。

また、PMCに出撃する勇気を身につける方法に関して記載しました。特にプレイする時間のない方は、タルコフのプレイ時の心構えや戦略をガチっと決めてプレイするのが良いのではないでしょうか。

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